外壁塗装の豆知識TIPS
塗料の選び方
外壁や屋根の塗装では、外壁・屋根の種類や傷み具合などによって、適した塗料を選んでいく必要があります。
ここでは、一般住宅の塗装によく用いられている塗料について説明いたします。
塗料には寿命があります。ですから定期的に外壁や屋根の塗装を行わなければならないのです。
では、寿命はどのように決まるのでしょうか?
塗料の性能を示す言葉に「耐候性」という言葉があります。直射日光に当たる状態や風雨にさらされた状態でどの程度耐久性があるかということです。例えば、町中に色が褪せて読めなくなった看板を見かけることがあるかと思いますが、耐候性の低い普通のペンキを使用すると、数年で色褪せが起き読めない看板になってしまうということが起きるのです。
また、塗料には下地を錆や腐食から守るという大切な仕事があります。耐候性の低い塗料を使った場合は、頻繁に塗り替えを行わないと、やがて下地そのものの腐食が進行してしまいます。
耐候性を決定する要因は様々です。ですが、一般的に塗料を塗った表面の固さが固い方が耐候性に優れていると言われています。
ビルやマンションなどに使われている塗料は非常に表面の硬度が高いものが使われています。簡単に塗り替えができないため、20年~30年くらいの耐久性が求められるためです。非常に性能はいいですが、価格が高く一般住宅ではほとんど使用されていません。
数年前まではウレタン系・シリコン系・フッ素系の3種類のうちから、状況や予算に適したものを選んで塗装していましたが、近年ではシリコン系塗料の耐用年数の向上や価格帯の低下から、シリコン系塗料を使うケースが多くなってきました。
シリコン系の他には、遮熱/断熱の機能や紫外線防止の機能、カビやヨゴレの発生を抑えるセルフクリーニング機能など、様々な機能を持った次世代の塗料が登場してきています。
壁や屋根の状態だけでなく、気候や立地状況も考慮して最適な塗料を選択することが、快適な生活につながっていくことでしょう。
アーネストペイントでは、スタンダードなシリコン系塗料のほか、様々な機能性塗料も取り扱っており、お客様の大切なお家に最適なプランをご提案します。
塗り替えの時期はいつごろ?
以前は5年くらいで最初の塗り替えが必要と言われていましたが、建材や塗料の性能が上がっていることもあり、最近建てた家であれば7年から10年くらいが一般的には塗り替え時期と言われています。
ただし、ご自宅の立地条件や新築時に使用された塗料により時期は異なってきます。例えば幹線道路沿いで常に排気ガスの影響を受ける立地や、海が近く塩害のある立地では、早く塗料が劣化すると言われています。
塗料が劣化してしばらく放っておくと、壁や屋根そのものを痛めてしまいます。そうならないように、早めの塗り替えをお勧めします。
アーネストペイントでは、塗り替え時期のアドバイスを無料で行っています。大丈夫かなと思ったら、お気軽にお問い合わせ下さい。
日頃から掃除を徹底するなど気にかけていても、住宅の劣化はどうしても避けられないものがあります。外壁塗装のような大掛かりな住宅のメンテナンスは、数年~十数年に一度は必要になります。このような大掛かりな工事は費用もそれなりにかかりますので、一般的な家庭において負担が大きくついつい先延ばしにしがちかもしれません。具体的にどのような症状が、外壁塗装が必要なサインとなるのでしょうか?
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- チョーキング
- 外壁の防水力が無くなってきているサインです
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- 目地劣化
- シーリングが劣化しています
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- 幕板劣化
- 防水力が切れてボードが腐食しています
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- 破風板剥離、はがれ
- 防水力がなくなって木が腐食しています
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- 壁のコケ
- 塗膜の撥水力がなくなっています
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- 屋根のコケ
- 屋根建材の撥水力がなくなっています
特に要注意なのはクリヤー塗膜の壁同じような外壁の方は、早めのお手入れをおすすめします
タイル、レンガ状の外壁は要注意!せっかくの素敵なデザインも、放っておくと単色で塗りつぶす以外のメンテナンスが出来なくなってしまうことがあります!
住宅の立地条件や天候、気候にも左右されますが、以上のような症状が築7年~10年ぐらいで現れ始めます。これらは一番表面で外壁を守っている塗装膜が劣化して起こる症状です。
セルフチェックをされて上記のような症状が現れているようでしたら、プロの目による点検をお勧めいたします。アーネストペイントでしたら点検も無料で行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
塗装会社と話をする時に役立つ用語集
外壁の種類により、施工方法や適した塗料が変わってきます。お客様のご自宅の場合、どのように施工すればよいのか分かりやすくご説明させていただきます。
- サイディング
- サイディングは工場で大量生産する外壁材で、現場で貼り付けを行い施工します。 金属のものや木質のもの、窯業系(セメントに木片などを混ぜた後、プレス成形で板状にしたもの)などがあります。
- モルタル
- 砂とセメントと水を練り混ぜて作る外壁材です。セメント状になっているので、現場で壁に塗って使用します。以前はよく使われた外壁材ですが、施工の難易度が高いこと、施工時間がかかること、施工後に亀裂が入りやすいという欠点があり、現在では採用する住宅メーカーは少数派になっています。
- ALC
- Autoclaved Lightweight aerated Concreteの略で、日本語では「オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート」と訳されています。ALCの主成分は、珪石・セメント・生石灰・石膏・アルミニウム粉末などで、これらを高温、高圧処理してボード状の外壁材に加工します。加工の過程で、内部に細かな気泡が形成されますが、このおかげで(コンクリートに比べて)軽量で断熱性に優れた外壁材になります。パネル状の製品を現場に持ち込み、壁面に固定することで施工します。
外壁の種類により、施工方法や適した塗料が変わってきます。お客様のご自宅の場合、どのように施工すればよいのか分かりやすくご説明させていただきます。
- コロニアル
- 主に屋根の材料として使用され、軽くて加工がしやすく耐候性に優れています。
- 軒天
- 屋根のうち、外壁から外側に出ている部分のこと。
- 破風板
- 垂木・母屋・桁の先端部分を覆い屋根の端をぐるりと取り巻くようにある板のことです。屋根内部への風・雨水の吹き込み防止や防火性を高めたり化粧材としても破風板が用いられます。
- 棟板金
- スレート屋根の頂点を止めている鉄板のこと。
- 雨どい
- 雨水を軒先で受けて地上に流すために取り付ける樋(とい)のこと。
- 養生
- 塗装時に塗料が飛び散っても汚さないように、ビニールシート等をかけておくこと。また、細かな部分に塗装する場合、はみ出さないようにマスキングテープ等で非塗装部分を覆うこと。
- シーリング
- サイディングボードの目地やサッシまわりなどに使用されます。これが劣化すると雨漏りの原因になります。
- ケレン
- サンドペーパーなどで表面の凹凸を削ったりサビを落とし、滑らかにすること。塗り替えの場合は、前の塗膜が剥がれている場合に、それをそぎ落とすこと。
- 遮熱塗装
- その名の通り、熱を遮る性能に優れたた塗料を用いて塗装すること。室内温度の変化を抑えることが出来るので、冷暖房効率があがり光熱費の削減に繋がる。
- 光触媒
- 光と反応して触媒効果が得られるもの、またはその現象。光触媒の性質を持った塗料を外壁に塗布すると、光が当たることで表面に付着した汚れが浮き出し、雨で流れてしまいます。いつまでもきれいな外観を保つことが出来ます。
- 防水工事
- 建物に水が浸入しないように行う工事のこと。ベランダや屋根、屋上、バルコニーなど、外に面している箇所に行います。
ウレタンを使用する方法やFRPを使用する方法があります。 - タスペーサー
- 屋根塗装の際は当社はしっかりと点検・塗装をしているので問題はないのですが縁切りがご心配のお客様のためにオプションとしてご用意しています。詳しくは担当者にお尋ねください。
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- 100%自社職人による施工で確かな施工技術、施主様・近隣のお宅への心配りのサービスをご提供します。
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